にげにげ日記

にげにげ日記

(元)不登校ゲイの思索

【レビュー】元気のないマンガ集01〜04【ステマ】

 

新年明けましておめでとうございます。

 

2023年もよろしくお願いします。

 

……とはいったものの、昨年はこちらのブログ「にげにげ日記」においては、たった2つの記事しか公開できませんでした。もうひとつのブログ「元気のないブログ」は定期的に更新できていたのですが。

 

nigenige2020108.hatenadiary.jp

 

まとまった内容の記事を書く気にはならなくて、どちらかというと、だらだらと日常的なことを書くほうがやりやすかったのだろうと思います(こういう風に2つのブログを使い分けています)

 

でもせっかくだから、1年の振り返りはやっておきたい(昨年のうちに済ませておけというツッコミはお控えいただけると幸いです)。そこで、ふと思いつきました。一昨年の末から描き続けてきたマンガを読み返しながら、1年を振り返られたらいいのではないか、と。2022年の振り返りにもなるし、さらに、マンガをまとめてKindleで出版した「元気のないマンガ集」のステルスマーケティングにもなるではありませんか!これは良い!!

 

ということで、元気のないマンガ集01〜04のセルフレビューを行ってみたいと思います。自分で自分の作品を褒めたりする場面もあるかと思うので、そういうのがキモいと思うひとは早めに読むのをやめてくださいね。

 

元気のないマンガ集01

 

そもそもなぜマンガを描き始めたのかというと、「はじめに」を読んでもらえれば分かると思いますが、Amazonに対する挑戦・反抗でした。それが、いつの間にかマンガを描くこと自体が目的化していき、楽しくなっていきました。

 

第1作目である「01」は、見るからに絵が拙いです(いまだって粗ばっかり目立つ拙い絵ですが……)。でも、内容はわりと面白いし、いま読んでも共感できるな〜と思います。「生きるという牢獄」というタイトルのマンガとか、わかるわかるって感じ。最近描いてるマンガよりも真に迫ってるかもしれない。

 

それから「01」は、瀀さんのコラム「狐の先」と、八角さんとの座談会「『機界戦隊ゼンカイジャー』を振り返る」が収録されています。改めて読み返すと、どちらもすっごく面白いです。「02」以降は、時間が作れなかったせいでこのような取り組みはやっていなかったのですが、今後またやってみたいです。誰か書いてくれるひといないかなあ。

 

元気のないマンガ集02

 

第2作目である「02」では、1ページに2つのマンガを掲載できる縦長の形式だったものが、途中から1ページに1つのマンガを掲載できる形式に変わっています。もっといろいろ描き込みたいという理由と、Twitterにアップしたときに見やすいかなという理由でこういう形式にしました。

 

そのほかにも、拙いながらも着彩をしてみたりと、試行錯誤の跡が見られます。

 

後半では、不登校時代の話や高校時代の話など、過去を振り返ったようなマンガがいくつかありますが、こういうのも良いな、今後やっていきたいなと思いました。

 

元気のないマンガ集03

 

第3作目である「03」は、2022年の折り返し地点である6月頃に刊行したようです。ここまでのマンガを読み返してみると、めちゃくちゃ気分の波が激しかったことが分かります。2022年の頭に転職先を1日で辞め、体調を思いっきり崩し、それがかなり長引いていました。

 

それに伴って、マンガの制作頻度もめちゃくちゃ高いです。気分の波が創作を活性化しているのかもしれません。

 

また、「03」が刊行された頃は、当時同棲していた彼氏と話し合い、同棲を解消することを決めました。理由は、ぼくが会社を辞めて収入が無くなったこと。お互いの引っ越し先を探したり、引っ越しの段取りをしたりと、バタバタと慌ただしくしていました。忙しかったのと、同棲を解消するのがつらかったのもあって、ここらへんのことはほとんどマンガに描けていません。

 

元気のないマンガ集04

 

第4作目となると、多少は絵が上達しているように見えます。また、表紙をリニューアルしたり、登場人物紹介のページを入れてみたりと、工夫の跡も見られます。

 

「04」は、「はじめに」も「あとがき」も無いのでいつ刊行されたのか分かりづらいですが、Amazonのページを見ると2022年10月に刊行されたようですね。上半期は3つ刊行しているのに対して、下半期はたった1つ。明らかに制作ペースが落ちています。まあ、モチベーションは保ち続けるのは難しいし、仕方ないですね。

 

内容としては、障害者手帳をゲットしたり、抗うつ薬を変えてみたり、就労移行支援の利用を検討してみたりと、少しずつ次のステップへと動き始めている様子が窺えます。

 

おわりに

以上、元気のないマンガ集のセルフレビューでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

刊行からわりと時間が経っているのもあって、客観的に見ることができたような気がします。試行錯誤の跡も見られて、頑張ってきたんだなあと自画自賛したくなりました。まだまだ読みづらい点、改善すべき点はあるかと思いますが、少しずつやっていきますので、お付き合いいただけると幸いです。

 

近々、第5作目となる「元気のないマンガ集05」を刊行予定です。就労移行支援の利用についてのマンガや、体調の変化についてのマンガなど内容盛りだくさんです。お楽しみにお待ちください。

 

そしてもしよろしければ、評価やレビューをつけてもらえると嬉しいです。今後の制作の励みになります。よろしくお願いいたします。