おさむです。
先週に引き続き、不動産屋で物件探しをしてきました。
今回は、希望エリアや条件をはっきり提示するなど、前回よりもグレードアップして臨めました。もちろんカミングアウトもしました(「あぁ」とだけ返答がありました。「あぁ」としか言いようがないですよね笑)。
2〜3時間かけて物件探しをして、それから初めて内見にも行ってきました。やっぱり実際に見てみないことには分からない部分が少なからずあるのだなあと実感。
そのうちの1件が、条件に合っていて良さげだったので、書類を提出してみることになりました。審査を通れば入居できるようになります。
ひと段落といったところですが、それまでにこんなことがありました。
「不動産屋に申し訳ない」
前回のブログに書いた通り、同性カップルが住める物件は非常に少ないです。一方で、異性カップルは比較的すぐに物件を見つけることができます。
今回、ぼくらが不動産屋で物件を探している間に、何組かの異性カップルが来店して、サクサクと物件を見つけて内見に行っていました。
その様子を傍目に、ぼくらは2〜3時間かけてようやく2件の候補が見つかる程度で、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。不動産屋からしたら、こんなに効率の悪い客はいないでしょう。
彼氏も同じように感じていたみたいで、あとで「なんか申し訳なかったよね」と話しました。もちろんぼくらが悪いわけではないんだけど、なんか、ね。
しかし、ここで落ち込んでしまってはいけない。申し訳なく思ってはいけない。しっかりプライドを持ってやっていかなくてはならない、と自分を奮い立てました。
相手が私を認めようと認めまいと、私が同性愛者である事実を変えることは、だれにもできないのだから(伊藤悟・簗瀬竜太『男と男(ゲイ・カップル)の恋愛ノート』太郎次郎社、1994年、p.49)
先人たちの言葉が背中を押してくれるし、何よりもやっぱり「同棲したい」という気持ちが強いです。なんとかしていまの彼氏と一緒に暮らしてみたい。そのためにももう一踏ん張りしてみます。