つい先日、映画館で映画を見ていたとき、急にめまいと動悸がしだして、次第に意識が遠のいていき、汗が全身から吹き出し、姿勢を維持するのも大変なほどだった。床に寝転がりたかったけれど、そうするとまわりのひとに迷惑がかかるかなと思い、必死に椅子の上で耐えていた。あれは貧血だったのだろうか?
シンエヴァやっと見れた。けど最後の10分間くらい発作が出て気絶しかけてた。悔しい。
— おさむ@にげにげ日記 (@nigenigeOsamu) 2021年3月27日
映画館で発作起きるのこわすぎるから、しばらく映画館行くのやめよう。家で配信サービス使って見るようにしよう。やむをえない。
— おさむ@にげにげ日記 (@nigenigeOsamu) 2021年3月27日
思い返せば、同じようなことは何度も体験していた。飛行機の中や深夜バスの中など、身動きが取りづらい・そこから逃げ出しづらいところでよくこのような発作は起きていた。大学生のとき、狭い部屋でたくさんのひとが集まって映画を見ていたときに発作が起こると、途中で「あ、これはマズい」と思って部屋を抜け出し、しばらく散歩をしたら発作はおさまった。
このブログのタイトルは「にげにげ日記」で、これは岸政彦の連載「にがにが日記」をもじったものなのだったのだが、身動きが取りづらい・そこから逃げ出しづらいところから「逃げろ!逃げろ!」と叫ぶこの身体感覚に基づいた命名だったのかもしれない。まあ、後付けだけれど。
さて、この発作はパニック障害によるものなのだろうか。それともただの貧血なのだろうか。検査をしていないのでわからないけれど、ぼくは前者かもしれないなあと思っている。発作が起きるシチュエーションが限られているのがそれっぽいから。
そう思うと、満員電車に乗るのも怖くなってくる。もし電車内で一度でも発作が起きたら、もう電車に乗るのも怖くなって、通勤したりお出かけしたりするのも億劫になるだろう。Twitterで検索すると、そのような理由で映画館へ行ったり飛行機や電車に乗ったりするのを躊躇っているパニック障害の当事者のツイートを見ることができる。
近々、通院する機会があるので、そのときに主治医に話してみようと思う。