にげにげ日記

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(元)不登校ゲイの思索

職業訓練を退校してから1年。職業訓練での思い出を振り返ってみる

職業訓練校を(実質的に)退校してから1年が経った。緊急事態宣言が発令されている中、休校措置が取られているのに、ぼくらのクラスだけ卒業延期できないから授業が再開されて、それに反感を抱いて授業を欠席したら、卒業させてもらえなかった。

 

nigenige110.hatenablog.jp

 

「授業はオンラインでできないのでしょうか。卒業は延期できないのでしょうか」などと質問してみたところ、Twitterで「自粛警察が出た」などと書かれた。ホントにひどい対応だった。いま思い返すと、講師の態度もひどかったし、退校する受講生があとをたたなかったのもそこに原因がある気がする。

 

ちなみに、ぼくが通っていたのはWeb制作の職業訓練校。HTMLやCSSJavaScriptなどのマークアップ・コーディングと、IllustratorPhotoshopなどのソフトについて学んだ。たった半年の期間しかなかったので、詰め込みに詰め込まれて大変だった。

 

こないだから勤めはじめたいまの職場では、Photoshopを使うことが多い。職業訓練校ではPhotoshopの使い方についても学んだのだが、マークアップやコーディングの比重が大きかったので、あんまり覚えていない。また一から学び直している感じ。

 

マークアップやコーディングについても、仕事で使うには使うのだが、部分的に弄るくらいしかしないので、ゼロから書くとなるともういろいろと忘れてしまっていて、たぶんまともに書けない。結局、復習しながら、学びながら仕事をするしかないみたい。

 

nigenige110.hatenablog.jp

 

受講生のみなさんとは、卒業してから1〜2ヶ月くらいは連絡を取り合っていたのだが、いまはもうほとんど取っていない。カミングアウトをしたひとりとだけは定期的に連絡を取ったり、一緒にサイト制作したりしている。ホントにそれくらい。まあ、もともとそんなに仲が良いクラスではなかったからなあ。

 

 

いろいろあったけれど、退校から1年が経ったいま改めて振り返ると、職業訓練校に通ったのは良かったかなあと思っている。ぼくの性格的に独学はできなかっただろうし、いろいろ学べたのは事実だし、履歴書や面接などで「Web制作に興味を持って、勉強しました」と説明するにあたって、職業訓練校に半年間通ったというのは分かりやすくていい。

 

とはいえ、コロナ禍での対応には不満が残るし、退校したことは間違ってなかったと思っている。ヤバいところからは逃げるべし。