家探しで散々ゴタゴタしたというのに、いざ同棲が始まってみると、当初こそストレスもあったとはいえ、それにもすっかり慣れてしまって、気がつけばもう2ヶ月以上が経過している。時間が過ぎるのはあっという間だ。
余談だが、このブログも始めてから1年が経過したらしい。「どうせ長続きしないだろう」と思いながら書いていたので、まさか1年も続くとはびっくり。さすがに投稿ペースはだいぶ落ちているけれど、細々と続けていければと思っている。
ブログを続けてみて良かったと思うのは、自分の考えや意見や感想をまとめることが少しはできるようになったかな、ということ。いまの時代、自分の考えや意見や感想をまとめるより前に、Twitterでツイート検索して、他人の考えや意見や感想を読んで「そうそう!」「あー、そういう見方があったか」などと納得して、そこで終わってしまうことが多いように思うのだけれど、それじゃあちょっと味気ない。
そうじゃなくて、自分なりの観点や問題意識を持って、育んでいくことで、例えば映画や本を鑑賞するときによりそれを楽しめるようになる気がする。もちろんまだまだ勉強や練習が必要だし、興味関心に偏りがありすぎるなと反省もするのだけれど、ブログを書くという行為を通して、少しずつそういったことができるようになっていくのが楽しい。
さて、同棲に話を戻そう。
同棲を始めて2ヶ月以上が経過して、この生活にもだいぶ慣れた。悪く言えば、マンネリしている。でも、マンネリを打破したいという焦りみたいなものは特になくて、いまのこの生活ができるだけ長く続いたらいいなと思っている。
上の記事に書いた「課題」のひとつ=2人の時間と1人の時間の切り替えもちょっとはできるようになったし、彼氏のペースもなんとなく分かってきたし、「2人でゆっくり話したいときは散歩やお茶をしながらのほうがやりやすい」*1みたいな知恵も段々とついてきた。
彼氏は暑がりで11月でも窓を開けて寝たい一方で、ぼくは寒がりだし乾燥に弱いから加湿器をつけたい、みたいに折衝が必要な部分はまだまだあるけれど、歩み寄ったりつっぱねたりしながらなんとかやっている。
ちなみに、この記事を書くにあたって、彼氏に「同棲して良かったことって何かある?」と尋ねたところ、「姉と同居してたときと比べると、洗面台に髪の毛が詰まらないのがいい(ぼくは坊主なので)」と言っていた。
*1:家にいるときって、お互い何か作業をしていたりして、あんまり膝を突き合わせた会話ってできないので、散歩やお茶をしながらのほうが会話しやすかったりする。