にげにげ日記

にげにげ日記

(元)不登校ゲイの思索

彼氏と同棲を始めたら想像以上にキツかった件

2ヶ月くらいかけてようやく転居先を見つけて、バタバタと引っ越しの準備をして、新居に越してきて、ちょっとだけ落ち着いてきた。

 

nigenige110.hatenablog.jp

 

引っ越しがひと段落すると、フッと現実に戻ったような感じがして、ズシッと身体にのしかかってくるものを感じて、気持ちが落ち込んできた。しばらくテンションが高い状態が続いたから、その揺り戻しっていうのもあるだろうし、単純に疲労が溜まっているだけかもしれないが、いずれにしてもブルーだ*1

 

この間、気付いたことの1つが、ぼくと彼氏とはわりとバランスが取れているということ。引っ越し前にブルーになるのが彼氏で、引っ越し後にブルーになるのがぼく。木村敏がいう「アンテ・フェストゥム」と「ポスト・フェストゥム」みたい。物件探しをするにしても、初めのほうに盛り上がって活発になるのが彼氏で、彼氏が飽きたり疲れてきたりすると、今度はぼくのほうが盛り上がってくる。整理整頓よりも清潔さが気になるのが彼氏で、その逆がぼく。俯瞰してみると、補い合っているようでバランスがいい。

 

時間と自己 (中公新書 (674))

時間と自己 (中公新書 (674))

  • 作者:木村 敏
  • 発売日: 1982/11/22
  • メディア: 新書
 

 

その一方で、「どうもバランスが悪いなあ」と思うこともある。家事の分担が適切かどうかとか、どちらのペースにより合わせて生活しているかとか、ブルーになると、そういうことが無性に気になってくる。彼氏はぼくよりマイペースなひとだから、こちらばかりが相手に合わせているような感じがして*2、なんか嫌な感じがしてしまう。

 

もしもお互いがマイペースに過ごしてしまうようになったら、同棲生活は破綻してしまうような気がしている。実際はそんなことないのかもしれないけれど、どうにもこわい。そのうち慣れるだろうか。

 

第05話

 

いまの課題は、2つ。家事をうまく分担することと、2人の時間を大切にしつつも1人の時間も確保すること。家事はひとまず分担したはいいものの、お互いに「自分のほうが負担が大きい」と感じているようだ。それもあって、なかなか1人の時間を確保しづらく、ストレスが溜まっている面もある。これらの課題については、意識して取り組んでいきたい。

 

同棲は楽しいこともたくさんあるが、それだけじゃない。分かっていたつもりだったけど、想像以上にキツい面があるなと感じている。まあ、まだまだこれからだな。

*1:忙しすぎて向精神薬も飲み忘れていたし。

*2:彼氏の側からすると、ぼくのほうがマイペースで、ぼくに合わせてばかりだと思っているんだろうけど。